2018年8月18日土曜日

梅雨と怪我とレメディと その後


こんにちは 





北海道『おんなの寺子屋』のホメオパス こおろぎ ゆきこです。








今回は、以前わたしのブログでお話した息子のケガの続編です。



以前のブログはこちら








怪我をした手はその後、レメディのおかげもあり回復に向かっていました。



もう、ほとんど気にならなくなったな~という頃・・・また同じ手を打撲してしまったのです(T_T)



息子は目に涙をうかべて口をゆがめ、声には出さないもののかなり痛い様子。



2回目だし、痛みも強そうだし、TBR The Boenninghausen Repertory)でより同種のレメディを調べてみることにしました。



怪我の部位、痛みなどの感覚、基調などを聞き取り、それに合った項目を選んでいくと、複数のレメディが候補に挙がります。










 TBR はもとは書籍ですが、この写真は、それを PC 用ソフトにしたものの集計表です。)





TBR には、項目ごとにレメディの度数(効果の具合)が記されています。



それを計算して、度数の大きさ、項目をいくつカバーしているか、その他の要素を加味しながらレメディを選んでいきます。








このレパトリーの強みは、プルービングが多くなされ良く研究されているレメディがメインなところ(ハーネマンの時代に作られたレパトリーですから、現在と比べたら病気もレメディもシンプルでした)。





古いしシンプルって大丈夫?と思われるかもしれませんが、複数の項目から挙がってくるレメディがなかなか興味深いのです。



写真は今回のケースですが、トップは Spig.(スパイジーリア、セッコンソウ)で、以下 Sep.(シーピア)、Bry.(ブライオニア)、Caust.(コースティカム)、Valer.(バレリアーナ)、Bar-c.(バリュータカーブ)・・・と続いています。



怪我や打撲のレメディとして紹介されているレメディとは、少し違う感じがしませんか。



左の手という部位、痛みの性質、悪化や好転の条件といった具体的な項目を取り上げることで、より症状像に近いレメディを選び出せるということです。





「じゃあ、本に載っているような定番のレメディは意味ないじゃん!」と思った方もいるかもしれません。



いえ、そんなことはないのです。



例えば、怪我には Arn. といった定番レメディは、怪我という症状の波長に合ったもので、身体が受けたダメージを和らげるものです。



ですから、定番レメディでまずは OK なのです(最同種のレメディが手元にあるとも限りませんしね)。



身体本来の治癒力で間に合うようなら、その Arn. で済んでしまうでしょう。



長引きそうな場合も Arn. が合っていれば続けるし、別のレメディに変えることもあるということです。







息子の例でいうと、実は Spig. はちょっと意表を突かれました。



この場面であまり思い浮かばないレメディだし、TBR の中では Spig. ってそれほどメジャーじゃない()レメディですし。



でも、だからこそ興味津々(息子よ、ごめんなさい)。



Spig. と他いくつかのレメディをしばらくとってもらったところ、痛みもひき、大事に至らず現在に至っています。






もし、トップの Spig. がなくても大丈夫。



次点以下に挙げられているレメディのうち、持っているものを使えばよいのです。



トップのレメディを手に入れるまでの間に合わせ、という考え方もできます。



実は、健康相談などで TBR を使ってホメオパスが最終的にレメディを選ぶとき、必ずしもトップのレメディを選ぶとは限りません。



それは、症状や身体の状態、性格や生い立ち、ご家族の傾向など様々なことを考慮しながら選ぶから。



そうして選んだレメディがピッタリ合っていたりするので、「TBR はかなり頼りになるけれど絶対視しない」という姿勢も大事なのです。









セルフケアでレメディ選びに迷ったときは、TBR を使ったセルフケア相談も活用してくださいね!



いつものレメディが、意外な解決をしてくれるかもしれません。



セルフケア相談について








それでは、また♪







 











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